『荒んだ心を』
禁煙を始めようとした
17歳の頃から喫い始めて、ほぼ20年だ
喘息で医者に止められてもやめなかった
変わりゆく時代
愛煙家には厳しい時代になった
本格的な禁煙は初めてである
急激な変化に
俺の身体は悲鳴をあげた・・
朝起きて、寝汗が酷いことに気づいたGW
しかし、酷いのは、下半身の方だけ
まさか・・・
おそるおそる手を下半身へ伸ばしてゆく
びっしょり濡れた下着
と、言うより、濡れているのはその部分だけ
冗談だろ、俺は36歳だぞ!
飛び起きて怒鳴ってみても、現実は非情だった
禁煙のせいか?
それとも心が病んでいるのか?
そうだきっと心が病んでいるせいだ
癒されに行こう・・・
そして俺は癒しを求めて
蛍を見に行くことを決意した
(何の話だ!?)
幼い頃の記憶を
EVOCオフ会 蛍戦線
2010年06月12日(土)。
今日は、千葉が生んだ房総(暴走?)支部長、ワンツーセブンさん企画の『蛍を見に行こう』ツーリングが開催された。
前回の苺狩りとは間逆の、超良い天気。と、言うよりは暑いくらいで、俺はTシャツのまま、エリミに跨った。
アクアわくわく市場
地元なのに、いつも皆に先を越されるので、集合時間の一時間前に俺は到着した。
12:10。誰も来ていない・・・。オフ会3回目の参加で、ようやくメンバーを待つことができる。
たいしてわくわくしない市場の中を散策して戻ってくると、青いニンジャが真っ直ぐ俺の所へ・・・。
ニンジャのオーナーは、メンバーのしんちゃんさんでした。ここまで170kmかけてのドタ参。初めましてです。
しんちゃんさんと待っていると、一台のエリミが到着。えぼにさんだった。またまた初めましてである。
海ほたる組が到着 |
大型に挟まれた5台のエリミ |
海ほたる集合組の、ワンツーセブンさん、もんまさん、ちーこさんの荒行軍団と、しゅうさんが到着した。
しゅうさんとは4年ぶり。初めてのオフ会でお世話になった以来である。
4台以上のツーリングは初めだ。しかもエリミが5台もいる。こうしてみると、EVOCの会員数も頷ける。(エリミはいるのだ)
まずは無事に集まったことを喜び、前回の荒行を体感したメンバーと、今日の天気を喜んだ。
ここでちーこさんからお土産を貰った。噂に名高い、髑髏マークの刺激物だ。(ありがとうです)
この刺激物については、後ほどという事で、昼食に向かった。
食事処やまよ
わくわく市場からは、それほど離れていない場所に、この人気店はある。(結構な車が停まっていた)
穴子天 |
刺身定食 |
穴子重 |
しゅうさん、ワンツーセブンさん、しんちゃんさんは、穴子天。えぼにさんは刺身定食、もんまさん、ちーこさん、私は穴子重を注文。 実は店側に穴子重の数が足りず、違うメニューにしてほしいと言われ、しんちゃんさんらが「じゃぁ、穴子天で」と気をつかってくれたのだが・・・。 |
やけに小鉢が多い。それに結構なボリュームがある。
私、昨日から何を注文するか悩んでたの?
と、ちーこさん。
昨日から!?
と、他メンバー。
どうやら、HPのメニューを見て、今日の注文を悩んだそうだが・・・
残念ながら、「実は俺もなんだ」という同意は得られず。(ま、悩むなら現地でだよね)
そんな感じで昼食を愉しんでいると、、穴子天を頼んだ3人に異変が!?
とにかくボリュームがある穴子天(しかも油っこい)。しんちゃんさんが、ギブアップ寸前。
これから始まると言うのに、しんちゃんさんに、個人的な荒行がスタート。
今回の昼食。正解を出したとしたら、刺身定食を頼んだえぼにさんだった。
九十九谷公園
昼食を終えた後、金谷港に向かう前に立ち寄ったのが、九十九谷公園。
こんなところがあったんだな、と、中々の眺めに、メンバーはゆったり。
大丈夫でした、山道は?
大丈夫なわけ・・・ないだろ!
と、ワンツーセブンさんの言葉に、支部長が極妻モードに。
と、山道が好きではないちーこさんの怒りが・・・(荒行に突入)。
困ったワンツーセブンさんは、崖っぷちに生っていた「くわの実」を貢ぎ、何とかご機嫌を回復させ、再び山道へ。
飴(バウム)と鞭(山道)を使いわけながら、ワンツーセブンさんが必ず立ち寄る「竹岡のヒカリモ」へ到着。
この時のちーこさんは、海岸線のゆったりした道を満喫されたようで、ご気分は上々。
ただ、この辺りから、「私は漁村出身なの」と、「バウム(バウムクーヘン)」を連呼し始める。
前回来たときは、すでにびしょ濡れ状態で、ゆっくり見ることができなかったが、今回は時間をかけることができた。
あれ、マシュキさんのリアのカバーって切ってるんですね?
と、ワンツーセブンさんに言われ、俺は初めて自分のリアのカバーが純正と違うことに気づいた。
メンテナンスしやすいようにしているんだと思いました
と、言われたが、これは前のオーナーさん仕様だ。シートの取り外しも、このおかげでネジを3つ外せばすんなりできる。
どうりで、オークションなんかのパーツを見ていても、自分のとはちょっと違うな、と思ったわけだ。俺のが違うのだ。
新たな発見。確かに便利だ。前オーナーさんと、違いを気づかせてくれたメンバーさん達に感謝。
The Fish
金谷港にある「The Fish」で、「バウムクーヘン」を、というのが、今回のツーリングのサブ目的だった。
ここで、かずさんと、よっちさんと合流。勿論、俺は初めましてである。
かずさんのハーレー(右) |
よっちさんのハーレー |
二人ともハーレーが似合うダンディスムではないか!?。
この時点で9名。こんなに大勢で走るのは初めて。しかもハーレーと一緒に走る日が来るなど・・・感激だ。
ちーこさんの、ロングホーンエリミ(マルコ仕様)だ。
ちなみに右のミラーの付け根に、うさぎちゃんがついているが、噂だと、これは未練(女性への)らしい。
サブ目的のバウムクーヘンは、ちーこさんとしゅうさんが購入。
バウムクーヘンの入ったびわクリームのアイスを、ワンツーセブンさん、ちーこさん、えぼにさんが食べる。(やはりアイスは食べるんだね)
ここで、今回のメインイベントまでは時間があるので、土産を見たりして時間を潰した。
午後6時。陽も傾きかけてきたので、いよいよメインイベントに向けて出発する。
清和の森
傾斜角度30度以上?、の坂道を登って、駐車場に。
かずさんの腕が光っているのは、カメラのフラッシュのせいであり、決して目立とうしているわけではない。
入り口に、体型をリアルに作りすぎた銅像の前で、勿論このお人もポージング。(ここまでの山道のことは忘れちゃってます)
支部長の一人遊びに付き合いながらも、メインの蛍を見に、コースを歩き始める。
田んぼの中を進んでいく。ただまだ完全に陽は落ちていないので、まだ明るく、蛍の姿も全く見えない。
時間は過ぎて行く。段々暗くなってはくるものの、蛍の気配すらない。
やっと見つけた一匹を、大勢で取り囲む。ただ、このままでは、ただの散歩になってしまう!?。
そんなとき、気まぐれでちょっと先に進むと、遠くに小さな点が点いたり消えたりするのが見えた。
蛍か?
と、目を凝らす。確かに動きながら点滅する無数の小さな光り。
だが、確認しようにも、足元が全く見えず、歩いてそこまで行けるかどうかわからない。
向こうに蛍らしきものが見えるんだけど・・・
と、取りあえず、自信なさ気に報告に行くと、皆と一緒に確認に。
すると、どうであろう。さっきよりも光りの数が増えているではないか。
蛍だ!
と、一気にテンションが上がり、足元も、数メートル先の人も見えない闇の中をずんずん歩いていく。
そして、目の前に広がる、沢山の蛍達に、俺達は一瞬のうちに魅了された。(良い仕事したね、俺)
残念なのは、持っているカメラの性能では、この蛍の素晴らしさを収められなかったことだ。
ただ、確かに幼い頃よく見かけた光景が、目の前にはあったのだ。
しばらくその蛍達は、EVOCのメンバーにだけ、幻想的な世界を見せてくれた。
何とか蛍をおさめようとするえぼにさん。 多分、皆家に帰って後でデジカメの映像を見たら、ほとんど真っ暗な画像ばかりでしょう。 |
蛍って何の幼虫?
え?
ヤゴが蛍になるの?
蛍は生まれたときから蛍だよ
なんて、お馬鹿な話をしながら、俺達は満足気に駐車場まで戻った。
一応、今回のツーリングの目的は果たしたが、腹が減ったので、市街に出てファミレスで食事することになった。
夜なので、皆が着いて来ているか確認するために、路肩に寄り、後ろを確認するワンツーセブンさん。
俺も後ろを振り返る・・・。
誰だ、お前!?
と、見たことがないバイクが俺の後ろに停まっている。そして、同じように路肩に寄ろうとしている無数のヘッドライト。
今回のオフって合同だったか?
と、思わせるくらい、俺の背後にはバイクの列が出来ていた。
何かがおかしい・・・。とりあえず前方を行く、しんちゃんさんのニンジャの緑のLEDを目標に走る。
事態を収拾するために、我が総長のもんまさんが動いた。
どうやら他のツーリングチームと途中で重なり、他のチームが自分のチームと間違えて後ろを走ってきたようだ。
もんまさんの対応で、そのチームを先に行かせ、しばらくしてから俺達も動くことに。(こんなこともあるんだね)
やけに混んでいる127号沿いのファミレス。何とか入れるサイゼリアを見つけ食事タイムに。
ハンバーグ以外のメニューでお願いします。
と、店員。ハンバーグは品切れになったようだ。なので、パスタのWサイズを注文すると、
パスタの方も足りません。待っていただければ取ってきますが・・・
と、木更津は全体的に品不足なのか?。それに取ってくるって、どこから?。
仕方なくシングルサイズにして、別品を注文。
空腹を満たし、記憶を振り返りながら談笑していると、もう11時を回っていた。
県民である俺やワンツーセブンさんは良いが、他の皆は、ここからも長い。
まずは127号線を北上し、木更津南ICで、しんちゃんさんとお別れ。
アクアライン組のもんまさん、しゅうさん、ちーこさん、ワンツーセブンさんは、金田ICに入るためお別れ。
そして残りのかずさん、よっちさん、えぼにさん、俺は16号を北上して行き、俺が途中で離脱。
がらがらの道を走りながら、家に到着したときは、日付が変わっていた。
猫の来夢さんに、遅いと怒られながら餌を与え、俺はシャワーを浴び、コーヒーを飲みながら帰宅報告。
当然のことながら、報告を上げたのは俺が最初だった。
まだ着いてないのかな?。無事に帰りついてくれるといいけど
と、願いながら、俺は布団の中へ潜り込み、今年2回目のツーリングが終わった。
本日の走行距離 150Km。
本日の参加者:ワンツーセブン、もんま、ちーこ、かず、よっち、しゅう、しんちゃん、えぼに、マシュキ(計9名)
企画者のワンツーセブンさんお疲れ様でした。蛍は本当に良かったです。
遠くから我が千葉に走りに来てくれた方々、本日は本当にありがとうございました。
またお会いしましょう!。