『いちご白書』をもう一度
こんな歌があった
私より上の世代の方々には
馴染みのある歌だと思う
ちょっと切ない、恋歌
私は、何度か聴いたことがある
歌手、ばんばひろふみさんの
生演奏を聴いたこともある
良い歌だ
フォークソング
世代は違えど、胸に響く歌だ
が・・・!?
今回はそうはいかない
被っているのは「いちご」だけ
響いたのは・・・?
身体だった
ドMの集まり!?
EVOCオフ会 房総戦線 〜いちご白書はもう二度と?
2010年02月28日(日)。
今日は、オーナーズクラブ『EVOC』のオフ会が行われる。
が、空は朝から泣いていた。
午前中の降水確率90%。午後、10%。こんな劇的に変わるものなのか?。
不安になりながら、オフ会の掲示板を覗くと、総本部長と関東支部長のお二人は「行きます」となっていた。
さすがに幹部連の方々は百戦錬磨の兵揃いだ。
雨の日は、タックロールシートは染みるので、純正シートに交換して望みます。 |
「東京マラソン」のスタートとほぼ同時に、通勤用に使っている雨合羽を着こみ、外に飛び出した。
単独ツーなら、間違いなく中止にしているが、今日はオフ会である。しかも幹部連を迎えてのオフ会。
歩兵は、早めに集合場所でお待ちするのが常識だろう。
伝説!?・・・赤い橋
さて、缶コーヒーでも飲みながら待つかと思っていたが、すでにエリミの姿が!?。
総本部長のもんまさん、関東支部長のちーこさん、そして企画者のワンツーセブンさん。もんまさんとは、以前、ライコランドでお会いして以来のお久しぶりです。ちーこさん、ワンツーセブンさんは初めましてです。 自分以外のエリミを見れるのが、オフ会の楽しみの一つです。純正のマフラーが1台もなかった。 ※赤い橋が映っている写真がなかったので、もんまさんから頂いた写真を使わせて頂きました。雨を防ぐのに必死で、赤い橋をカメラに収める余裕がありませんでした。 |
また、やってしまった
これでも早めに、と行動しているつもりなんだが、EVOCの方々はその上を行くのだ。
とりあえず、皆さんにご挨拶。
一応、「赤い橋」と言って、名所のようなところだが、皆さん、風と雨を防ぐために橋の下に。
なので、赤い橋がどんなのか?。きっと印象は薄いに違いない。(俺には全くなかった)
目指すは房総。ワンツーセブンさんを先頭に出立。
この日のために購入したと言っても過言ではない、ヒートグローブ。
止みそうにない雨。視界も悪い。奪われる体温。そしてかじかむ指先・・・。
まさに荒行。
待てよ!?・・・かじかむ指先って・・・?
安全祈願
ここは、ワンツーセブンさんが房総に走りに来るときに安全祈願をお祈りしている「竹岡のヒカリモ」です。安全祈願も勿論だが、天気回復の祈願もしてね。ワンツーセブンさんのポケットマネーで!。 全然効いてなかったヒートグローブは、バッテーリとのプラグが外れていたためでした。ここで装着しましたが、もうグローブはびしょ濡れで、効いているかどうか、よくわかりませんでした。 |
このツーリングの無事を祈って、ワンツーセブンさんご用達の「竹岡のヒカリモ」で安全祈願。
黄金井戸とも呼ばれていて、天然記念物にも指定されているようだ。(知らなかった・・・)
食事処までもう少しだ。目的地に向けて、再び雨の中をバイクで走らせることに。
食事処 ばんや
雨で濡れた絞れるほどのグローブ。凍えた身体。それを癒すために、バイクを降りて店内に入る。
ここで、ようやくメンバーさんとはっきりと顔合わせ出来た。
店内は、ぬくぬくと暖房の効いた車で訪れたと思われる客で、ごった返していた。
・・・ったく、休みくらい家で休んだらどうだ?
口には出せない。出したら「おめぇもだよ」と、倍返しされることは目に見えている。
房総の海の幸。ただ、誰一人として、生物は頼まず、丼物に走った。
刺身なんてとてもじゃないが無理だ。ぶっちゃけ、ラーメンでも良いくらいだった。
ここで、他メンバーさん達の食についての談笑。
中々の豪傑達が、やはりEVOCにはおられるようだ。
私は少食で、いつも他のメンバーさん達に手伝ってもらってるの、うふっ
と、ちーこさんは、少食ぶりをアピール。これが後に、思わぬ展開をもたらすことになるのだが・・・。
温まりたいわぁ・・・
と、食欲を満たした関東支部長が呟く。幹事のワンツーセブンさんが、すかさず時計を見て、頭の中でスケジュールを確認する。
承知しました
と、我々は、次の目的地への出発までの時間、ここにある、「ばんやの湯」に入ることになった。
湯に入った我々に、束の間の極楽。
いやぁ、楽しかったね、今日は
全くですな
と、いう会話が出そうになるが、まだ本来の目的を達成していない。そう、これからなのである。
あの濡れた靴下に足を通さないといけない恐怖。それを思うと中々湯から出られずにいた。
が、風呂からあがると、雨は止でんいて、青空さえ覗いている。
仁王立ちのちーこさん。
どうよ、晴れ女の実力は!
と、でも言わんばかりだ。(天気予報通りだな、って言葉は、ぐっと呑み込んだ・・・大人だな、俺)
枇杷倶楽部
劇的に天気が良くなり、途中、青い海を右手に眺めながら、気持ち良く走り着いた。
「ばんや」でも目撃した、他のツーリング方々、そして駐車場案内のおばちゃん。
幹事のワンツーセブンさんが、「友達か?」ってな具合に親し気に会話している。
ワンツーセブンさんは、超社交的な人のようだ。
撮影:ちーこ |
今回のメインイベントである、苺狩りがスタート。
暖かいハウスの中で、練乳片手に歩き周るメンバー・・・。
あれ、誰か腰を落ち着けちゃってるぞ
章姫、とちおとめ、トムベリー、紅ほっぺ、桃子の5種類の苺。
その中でも、栽培範囲の狭いトムベリーで、腰を落ち着かせる狩人が・・・。
5種類あるんで、食べ比べないと・・・
と、メンバーの声が届いていないのか?。
トムベリー全然ないよぉ
と、後から来た子供達の声も。(本当にそのセリフがあがったようだ)
相手は狩人だ。今日という日に、苺狩りに連れてきた親を恨めよ、少年
あえて誰とは言わないが、俺達が去った後、品種が5種類から4種類に変わったことだろう。
少食ではないよな・・・
枇杷倶楽部でお土産を見て、食べすぎで上着が閉まらないとか何とかってのもありつつ
フラワーライン、南房パラダイスへ向かった。
南房パラダイス
ちーこさん、もんまさんは途中エリミに給油。苺をたくさん食べたんですから、やはりエリミにもお食事させないといけませんよね。 | |
フラワーライン。 もっと、菜の花で両脇が凄かった記憶があるんですが、 時期が遅かったのかな?。 |
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いやぁ、本当天気が良くなりました。 ただ、津波警報が出ています。サーファー達に注意を促すヘリコプターも飛んでいました。 まだこの時は、あそこがあんなことになってるとは・・・。 |
そしてよく、オフレポで拝見していた、アイスクリームを食す場面。
寒いのに、よく食べるなって思っていたが、それには理由があった。
そこにアイスがあるからさ
と、どうやら理屈ではないらしい。
そうそう、オフレポの顔出しの件について、こんなやり取りが行われていた。
ちーこさんは顔出しNGだよね(もんまさん)
そう、ファンが増えちゃうから(ちーこさん)
参加率が下がるよ(ワンツーセブンさん)
脱退者が増えるかも(もんまさん)
ファン・・・、イラッ(俺・・・冗談です)
と、楽しい一時を過ごしていると、陽が傾きかけ、帰路に着く時間がやってきた。
とりあえず、ノンストップで木更津のインターまで一緒に帰ることになった。
が、走っていると、何やら通行止めの警告が道路情報に表示されている。
金谷港に立ち寄ると、ここでアクアラインが通行止めになっている事実を知らされた。
よりによって、本部長と支部長が訪れた今日という日に、何故、そんな試練を与えるのだ。
それとも、二人がドMで、試練好きなのか!?。
荒行再び・・・
ヒートグローブのおかげで、指先は何とか持っているが、寒さで、身体の反応が遅れる・・・。
あぁ、苺を食っていた、ハウスの中が懐かしい。
ワンツーセブンさんとは、木更津のコンビニでお別れ。今回の幹事、ご苦労様でした。 ここで、もんまさんが、上着を新たに装着。さすがに百戦錬磨だけあって用意がいい。私も着こんできたつもりでしたが、甘かったです。 |
木更津でワンツーセブンさんと別れ、途中で俺も離脱。ただ、二人はまだまだ過酷な旅を続けなければならない。
二人がまだこの寒い中走っていると言うのに、俺だけぬくぬくと・・・ってわけにはいかんだろう?
と、思ったのは、一瞬。家へ着いた俺は、熱いシャワーを浴び、タケノコの里をコタツでテレビを見ながら完食。
テレビには、常時津波警報の情報が表示されていた。この津波警報は、どこかの地震が原因だったようだ。
納得しながらも、せめて二人の無事を祈るために、携帯で掲示板をチェックする。
もんまさんの帰宅書込み。良かった、無事に帰れたんだと安心し、次はちーこさんの書き込みを待った・・・のだが。
布団が気持ち良すぎた・・・。
ちーこさんの帰宅を知ったのは、翌日のことになった。
本日の走行距離 190Km。
この寒い中、本当に皆さん御苦労さまでした。バイク日和ではなかったですが、それはそれで楽しかったです。
晴れ男のワンツーセブンさんが、きっと次回、リベンジツーを企画してくれるはずです。
また宜しくお願いします。
ちなみに、私にも試練があり、どうやら南房パラダイスで、フェイスマスクを失くしたようで、ネックウォーマーを引き上げて走りましたが、首が寒くて・・・。ネックウォーマーが文字通りネックに・・・。